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看護師の面接のコツ

看護師の役割と仕事内容を理解しよう

第一印象が重要な面接

第一印象が重要な面接

第一印象を大切に

履歴書や職務経歴書などの審査に合格したらいよいよ面接になるのですが、そこでは第一印象が全てと言っても過言ではありません。人間の印象というのはどうしても第一印象がついてまわりますし、面接の時間は30分から1時間程度なため第一印象でつまずいてしまうと挽回が難しいのです。
もしかしたら面接で話が盛り上がったのに結果は不採用だったというような経験をお持ちの方もいるかもしれません。それも実は第一印象に理由があり、そういう場合面接官は面接の初めの段階で不採用を決めてしまっているのです。ただあまりに悪印象を残してしまうと病院の評判にとってもマイナスになってしまうため、その後の面接は当たり障りなく進むよう話を盛り上げてくれるのです。

服装や見た目

ではどうしたら第一印象が良くなるのかなのですが、まずは服装や見た目に気を配りましょう。これは別に高級な服を買ったり過度におしゃれをしろということではありません。ただTPOに即した服装をするべきであり、まずきちんとクリーニングや洗濯がされたスーツやシャツを着用していきましょうということです。近年では看護師の方の採用面接では、お世辞にも面接の場に相応しいとは言えない格好で面接に来る求職者の方も少なくないそうです。しかしそれではとてもではないですが、採用はしてもらえません。
また病院という職場だからこそ、清潔感があるかどうかや衛生面に気を配っている人物かどうかもみられます。例えばシャツの裾が黄ばんでいたり、スーツの肩の所にフケが目立ったりしていると大きなマイナスになるのです。

挨拶の仕方

また第一印象のポイントとして挨拶や声の出し方には注意し、時間を取って何度か練習すると良いでしょう。挨拶が気持ち良い人物というのはそれだけで好意的に見られるものであり、面接官は良い人材が来たぞとワクワクして面接がスムーズに進むものなのです。過度に大きな声を出す必要はありませんが、なるべくお腹から声を出すようにして落ち着いた声での挨拶を心がけると良いでしょう。

準備を行う

最後にこれは第一印象に限らず面接全体での印象の話になってしまうのですが、事前に最低限志望動機と自己PR、またこちらから質問したいことなどはきちんと考え準備をしてきてください。そうした準備ができていないと間違いなく本番で慌ててしまい、それが態度にも出てしまいます。きちんと準備をするからこそ、それが自分の中でも自信になって好意的に見られるような態度をできるようになるのです。できれば何度かは人に協力してもらって模擬面接を行うとより良いでしょう。

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