看護業界まるわかりガイド

看護師の履歴書作成のコツ

看護師の役割と仕事内容を理解しよう

履歴書次第で合格率が変わる

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印象が大事

就職したい、転職したいと思う病院が見つかってもそこに採用されなければ意味がありませんし、そこで働くことはできません。どうやったら希望の病院に採用されることができるのかを考えてみましょう。ポイントは書類審査と面接の両方を突破できる人材になることなのですが、ともにどれだけ印象を良くできるのかが重要になります。
そして履歴書の印象を良くするポイントなのですが、まず記載項目は全て適切な文字量で埋めることが重要になります。文章が足りずスカスカの履歴書ではやる気が感じられませんし、逆に過度に情報が盛り込まれている履歴書も要点をまとめる能力のない人だと思われてしまいます。仕事に関して特にアピールしたい事柄が多いのであれば別紙にまとめるなどして読み手の立場に立った工夫をすると良いでしょう。

履歴書の記載項目

具体的なポイントとして、履歴書に記載する日付は履歴書を書いた日付ではなく提出日を記載してください。書き上がって提出するまでに時間がかかりそうな場合は最後に記載するようにした方が無難です。また履歴書には写真の貼り付けも行いますが、きちんと3ヶ月以内に撮影した写真を使いましょう。また写真撮影の際には写真館で撮らなければならないとまでは言いませんが、白い襟のシャツとスーツを着た服装で撮影するべきです。その他に、連絡先に関しては相手からきちんと連絡を取りやすいようマンションなどに住んでいる場合は建物名と部屋番号をきちんと記載してください。連絡先の電話番号も急な連絡に備えて留守番電話設定をしているものを記載しましょう。

学歴や資格、職歴など

学歴や資格などに関してですが、まず学歴は高校卒業以降のものを記載します。特に看護師免許取得に関する部分は正確かつ丁寧に記載してください。また資格は当然看護師免許について記載するのですが、その他にも語学に関する資格や運転に関する資格は記載しておきましょう。訪日外国人数も増えているので、そうした方の看護というのは病院にとっても重要なテーマであり語学に強い方は喜ばれます。またこれからの高齢化社会では訪問看護の需要がますます上がる可能性もあり、車の運転ができることも喜ばれます。
職歴に関しても正確かつ丁寧に記載するのが大切なのですが、退職理由に関しては病院都合の場合は病院都合によりと記載し、自己都合の場合は一身上の都合によりと記載するように統一しましょう。

本人希望欄

なお履歴書によっては本人希望欄を記載できる場合があり、例えば託児所などが必須という場合は記載した方が良いです。ただあまりに希望条件が多いと嫌がられることもあるので、年収などに関しては面接の場で交渉した方が良いでしょう。

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