看護師の役割と仕事内容を理解しよう
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多くの方が話しているのでご存知の方も多いのでしょうが、基本的に看護師は忙しい仕事です。しかしどういった理由で忙しいのかということはあまり知られていません。ここでは看護師の仕事へのイメージを持つために、看護師の1日を見てみましょう。看護師の仕事の中でも特に代表的な入院病棟で働く看護師の1日をお届けします。
まず早朝の出勤ですが、看護師の朝は一般の会社が始まる時間である9時や10時よりも早めになっている場合が多いです。なぜなら朝食の配膳や、その配膳時に患者の方の様子見をするのも重要な仕事だからです。特に消化器系の病気の方の場合、食欲があるのかないのかなどで治療が進んでいるかどうかがわかりますし、その他の病気の方も食事が進んでいて体力があるのか、それとも食事もできないほどに弱っているのかなどの情報収集が大切です。こうした理由があって、看護師の勤務開始は患者の朝食前になり、必然的に出勤時間は早くなるのです。
なおこうした朝食関連のこと以外では、朝礼ミーティングでの情報共有などが行われます。そしてミーティング後には患者の元に行き検診を行い、その結果を記録していくのです。また記録の合間合間にナースコールで呼ばれることが多いので、その対応にも追われることになります。
お昼になればまず患者の食事を用意しなければなりません。患者の病状によっては食事に介助が必要であったり、食事中に喉を詰まらせたりなどの事故の可能性もあるので油断ができない時間です。また、朝食の時と同様に食事の進み具合を把握し記録します。そうしたことが済んだらやっと自分たちの休憩とお昼の時間になりますが、ナースコールへの対応も必要なのでお昼は順番になります。
そして休憩後の午後の仕事ですが、一般的に多くの病院が午後から夜にかけての時間を入院患者と見舞客の面会時間にしています。そのため見舞客の方の案内や対応に追われる場合もあります。それ以外の仕事では午前中と同じく検診結果の記録やナースコールへの対応に追われることになるのです。また夕方になると、日中外来を担当していた医師が入院患者のところへ様子見にくることもあるので、その場合は一緒についていき、何かあればその対応や検診結果などの記録を行います。
こうして看護師の忙しい1日が過ぎていくのですが、仕事がここで終わらない場合もあり、そのまま連続して夜勤に入るような場合もあるのです。その場合最終的に仕事を上がれるのは深夜、場合よっては翌朝ということもあるので大変な仕事と言えるでしょう。
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